土地には建築制限がある

注文住宅を建てるための土地を探す際には、建築制限の有無に気を付けなければなりません。建築制限というのは、文字通り、その土地に建てることができる建物について何らかの規制を設けるものであり、それに反するような住宅を建てようとしても、建築許可が下りません。そのため、土地を購入する場合には、自分が希望している建物を建てるのに問題ないことを確認するようにしましょう。もっとも、建築制限と一言で言っても、そこには容積率や建ぺい率といった様々な概念が含まれます。いきなり見ただけではどういった概念であるのか分からないものも少なくないので、もし自分だけで判断がつかない場合には、建築会社などの専門家と一緒に土地の条件をチェックするようにした方が賢明です。

建ぺい率と容積率とは?

建築制限の中でも、都市部を中心に多くの土地に設けられているのが、建ぺい率と容積率です。このうち、建ぺい率というのは、建物の建坪面積を土地の面積で割って算出される比率で、容積率は、建物の延べ床面積を土地の面積で割って算出される比率です。例えば、建ぺい率が40パーセント、容積率が80パーセントの50坪の土地の場合、そこに建てられる建物の建坪面積と延べ床面積は、それぞれ20坪と40坪となります。2階建てであれば1階、2階ともに20坪の建物が建てられますが、もし3階建てにしたいということであれば、各階の床面積を13坪ほどに抑えるか、1階を20坪にしたうえで、2階と3階をそれぞれ10坪程度にするといった工夫が必要となります。